現在メインで使用中のキーボードが2つありまして、1つは先日レビューしたWeikav Lucky65で、もう一つは今回紹介するRecord Alice V2です。こちらもWeikavから発売されています。
▼Lucky65の記事はこちら▼
AliExpressのセールで購入して、8843円でした。コスパ抜群です。
もちろん公式サイトでも購入することができます。
スペック
Alice配列のアルミ筐体キーボード。VIA対応が嬉しい。Record Alice(初代)からBluetoothと2.4Ghz無線接続に対応したモデルとなっています。
特徴的なのはリーフスプリングマウントですね。
(ニヤニヤと楽しく作業していて、ケース内の写真を撮り忘れてしまいました。)
(公式サイトより引用)
開封と中身
箱
ボコボコですね。長旅ご苦労さまです。
付属品
六角ドライバー、USBドングル、USBケーブル、プラー、取扱説明書
本体
アルミ筐体です。歪みもなく良いです。アルミの仕上がりもキレイです。
背面はシンプルで、金色の金属ウェイトが付いています。
有線接続と、Bluetooth接続、2.4Ghz無線接続が可能で、物理スイッチとキーボードショートカットで切り替えが可能です。(※技適未対応)
悲しい出来事
CapsLockキー下のLEDが取れていました。。。
なんかカチャカチャすると思ったらこれか。。。初期不良で悲しかったです。
AliExpressのセラーさんに相談したのですが、返品してからの返金対応しか出来ないということだったので、手間がかかるのでそのまま使うことにしました。私の要望としては、交換品を送付してほしかったのですが。。。。
セール価格で購入したので、返金後に再度購入すると高くなるじゃないですか。。。
んー残念。
まぁLEDの点灯が目立たない位置だったことは、不幸中の幸いでした。実際、使用していて全く気にならなかったので何とかなりました。
ビルド
プレート交換
私の好きな打鍵感・打鍵音はコトコトよりも硬質な音でカタカタ系?パチパチ系?が好きなので、まずはプレートをアルミニウムのPCBマウント方式のものに交換します
購入したのはこちら(AliExpressリンク)
Record AliceはOwlab Springというキーボードと同じ筐体のようで、プレートに互換性があるので、Owlab Spring用のものを購入しています。
切り替えスイッチの部分に穴がないので、Amazonプライムデーで購入したハンドニブラーで加工しました。
まぁ技適未対応なので有線接続しか使用しないので、物理スイッチが塞がっても問題なかったんですが、念の為です。スイッチがプレートに接触して変な音が出ないようにするのが最大の目的です。
使用するスタビライザーはGateron製です。商品レビュー欄にDurockよりも良いと書かれていたので、信じて買ってみました。
軸・スイッチ
今回使用する軸はHMX Hyacinth v2です。パチパチ系で定評があるとのことなので選んでみました。
購入したのはこちら(AliExpressリンク)
完成
キーキャップを取り付けて完成です。
ゼルダの伝説の文字が印字されています。
ゼルダの伝説を過去に一度もプレイしたことがないことは内緒です、、、。でも完全にデザインに一目惚れして買ってしまいました。勝手にデザインを使用していると思いますが。
リストレストも専用のものです。良い感じの木目に当たりました。
キーキャップはこちら(AliExpressリンク)
リストレストはこちら(AliExpressリンク)
使用感レビュー
Alice配列について
手の角度が自然すぎてめちゃくちゃ快適です。正直これじゃないと駄目な身体になってしまったレベルです。
初のAlice配列でしたが、問題なく使用できています。この配列が合うかどうかは人それぞれのタイピングでの運指事情に寄りますが、私は特に特殊な運指をしていませんし、けっこう基本に忠実なタイピング習慣がありましたので、バッチリハマりました。
それから、Lucky65で分割スペースバーを導入してその利便性の高さに感動していたのですが、Alice配列なら最初から分割スペースバーになっているので、これも快適すぎましたね。
打鍵音・打鍵感
正直言っていいですか?
最高です。
硬いアルミニウムのプレートに交換しましたが、リーフスプリングマウントのおかげでクッション性も抜群です。硬質な打鍵音で引き締まったカチカチ音?パチパチ音?が最高に気持ちいいですね。自分好みの打鍵感と打鍵音に仕上がったと思います。
気持ち良すぎて、ずっとタイピングをしていたくなりますね。
▼打鍵音を収録しています。▼
残念なポイント
大満足の出来だったのですが、残念だったポイントも少しだけ書いておきます。基本的には初期不良や個体差によるものが多いですが。
・初期不良
これはハズレを引いたとしか言えませんね、LEDだけだったのでダメージは最小限でした。Weikavさん助けて~!
・ケースのネジ
ケース裏面のネジが緩くなってしまいました。穴側の耐久性が高くないのか、何度かケースを開け閉めしているうちに、一部のネジが空回りするようになりました。絶縁テープを噛ませたり、木工用ボンドを入れたりして対策しています。ネジ関連の剛性が弱いのか、精度が悪いのかもしれません。ケース本体の出来はとても良かったので、残念です。
まぁこれも私がハズレ個体を引いただけかもしれません。
・VIAについて
少し設定にクセがありますね。レイヤーキーを自由に設定することができません。こちらの素人寿司さんの記事においても指摘されていて、強制的な解決方法も記載されていましたので、非常に参考になりました。
私はLucky65と使い分けるので、このRecord AliceのVIA設定は最低限しかしないことにしました。タイピングメインのキーボードとして活用する予定です。
まとめ
今回は、Weikavから発売されているAlice配列キーボード「Record Alice V2」のレビューでしたが、私のメインキーボードになりました。手の角度の自然さが最高に快適です。
Record Alice初代から無線機能が追加されただけなので、日本国内においては使用できませんので、初代で十分な気もします。V2よりも安く入手できますからね。
もしこのV2が技適対応されるのであれば、完璧なキーボードになると思います。
今回はハズレを引いた可能性もあるので、もしかすると買い直しをするかもしれません。その時に技適対応されていたら最高ですね。
ともかく、Weikav製品良すぎ問題が発生中です。
Lucky65とRecord Aliceでこのメーカーの大ファンになりましたね。この2機種が今のところデスクに常設してあります。
今回、Alice配列への適性があることが分かったので、そのうち分割キーボードにもチャレンジしてみたい気持ちが出てきました。Alice配列の他の機種も試してみたい気持ちも膨らんでいます。
沼の先には沼が待ち構えているようです。